走崎 蒼汰朗(Sotaro Hashirizaki)
「どうしたの? 大丈夫?」
年齢:22
身長:173cm
職業:大学院生
メモ:カフェイン中毒で寝つきが悪い
イケメンショートストーリー
蒼汰朗への恋心
蒼汰朗は寝つきが悪い。
それに比べて、私は毛布にくるまって三秒で寝てしまう。はじめは蒼汰朗に寝顔を見られるのが恥ずかしかったけれど、彼は実家の愛犬を思いだすって褒めて(?)くれる。そして、安心して眠りにつけるらしい――
私の特技や誇れるところなんて寝つきが良いくらいしかなくて、蒼汰朗に好きでいてもらえる自信がまったくない。でも、彼が好き……この気持ち苦しいよ――
そんなことを考えていたら、歩く速度が少しゆっくりになってしまったらしく、彼が振り向いた。
「どうしたの? 大丈夫?」
蒼汰朗の眼差しがいつも以上に優しくて、なんだか胸がいっぱいになって思わず言葉がこぼれてしまった。
「……蒼汰朗、好きだよ」
自分ではどんな顔をしていたのか分からないけれど、蒼汰朗は急にぐるんと前を向いてスタスタと歩きだした。つないだ手がひっぱられてアタフタしてしまう。どうしよう、怒らせちゃったかな?
ちらりと蒼汰朗のほうを見てみると、彼の耳が真っ赤に染まっている。そして、歩きながら彼の手がぎゅっと握られて引き寄せられた――
「……同じ、気持ちだから……好きだよ」
と、耳元でくすぐるような囁き声が聞こえ、耳たぶに触れる彼の唇から甘い恋の熱を感じた――
(文字数:約493文字)
--Fin.
無意識さんの力でぐっすり眠れる本 (大嶋信頼)_ダイヤモンド社
睡眠関わりで、……「読み始めて二ページで眠ってしまった」「読んでいるうちに眠くなって、最後まで読めない…」と、なかなか寝付けない人たが絶賛している睡眠の本を紹介します。
この本には、読むだけでグルグルとした思考から解放され、ぐっすり眠れる方法が書かれています。ネガティブな思考や不安を和らげる「魔法のフレーズ」は、心の傷を癒して快適な眠りへ。睡眠だけでなく、よけいなモヤモヤした気持ちも根本的に改善され、生き方まで一変してしまいます。心と体がリラックスする、とても読んでよかった一冊です。
- 作者:大嶋信頼
- 出版社:ダイヤモンド社
- 発売日:2023年06月
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