頭で考えて迷っているだけじゃ、
なかなか迷路から抜け出せないんじゃないかな
一歩踏み出す勇気を持てば、
その一歩から人生は大きく変わっていくものだよ
[喜多川泰:「手紙屋 蛍雪篇」より]
状況を紙に書き出すのも、有効な方法!
手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 (喜多川泰)_ディスカヴァー・トゥエンティワン
この小説は、進路に悩む高校生が人生の大切な教訓を与えてくれる「手紙屋」との文通を通じて、勉強することの意味を学んでいく物語です。手紙の形式で進行するストーリーは語り口が優しく、主人公と共に「なぜ勉強するのか」を納得しながら理解することができます。
学生時代に読んでみたかった一冊です。今では誰でも大学に入学できる時代ですが、勉強する意味を知り、充実した学校生活を送るために、受験生だけでなく中学生にも読んでほしいです。また、大人にとっても生涯学習の意味を考える上で有益な一冊といえるでしょう。
- 作者:喜多川泰
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日:2007年12月