人は努力するかぎり、迷うものだ
[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ:ドイツの詩人]
その迷いは、誇りだ!
若きウェルテルの悩み(ゲーテ)_新潮社
この作品はゲーテ自身が絶望的な恋を体験し、それを手紙形式の小説にした古典的な名作です。ナポレオンもこの作品を読んだと言われています。
主人公のウェルテルは、許婚者のいる美しい女性ロッテに恋をし、その恋が叶わないことを知った彼は、苦悩の果てにある決断を下します……読み進めていくうちに純真に愛を貫く青年に引き込まれていきます。また、人間の生き方に対する鋭い洞察と豊かな感性による表現力がこの作品の特筆すべき点として広く評価されています。
- 作者:ゲーテ
- 出版社:新潮社
- 発売日:1951年03月